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なにもかもぐっちゃぐっちゃにしてしまいそう

・中部電力の浜岡原発停止要請と同様、政治家による突然の
 発言に金融市場は非常に困惑
・唐突な枝野官房長官発言に対してマーケットは不信感
 東電向け融資の債権放棄はCDSのクレジットイベント(清算
 事由)に該当するとの思惑
・5/17はCDSは409bpとなった。
・(1年物には750─1500bpと、ビッドとオファーが大きくかい離した気配が観測されたらしい) 
・新たに設立する機構が必要あれば何度でも援助し債務超過にならないよう、破たんリスクがいったんは後退
・スキームはあくまでも賠償支払い等への対応
・返済が来る発行済み社債の償還資金などリファイナンスなどで年間1兆円近くに上る資金需要、運転資金等の資金繰りについて言及がない
・破たんリスクが再浮上
・東電のCDSや社債の先行き暗雲
・債権放棄要請にクレジットイベントすなわち企業の清算を意識、社債も危なくなった。金利はおろか元本大丈夫?
・仮に、金融機関が政府の要請に基づいて公に債権放棄に踏み切った場合には、クレジットイベント(清算事由)に該当するらしい
・私的整理の一種である事業再生ADR(裁判外紛争解決)の可能性も
・清算事由に抵触すれば、社債格付けは一段の引き下げ圧力が強る
 現に今日、格付け機関ムーディーズは東電債を再格下げ
・みずほフィナンシャルグループの塚本隆史社長は13日の会見で、現時点で債権放棄は念頭にないとコメント。三菱UFJフィナンシャル・グループの永易克典社長も16日の会見で「非常に唐突感・違和感があった」
銀行も破綻もしていない企業の債権放棄などしたら融資ルールも何もあったものではなし。もう東電に融資しないだろう。社債も信用不安で発行できず、過去の社債の償還資金も融資も受けられず。
・そうなると債務超過にならないよういくらでも国が面倒見てくれるのだろうか?その国の資金は国民の血税だ。