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失われていく世界

ユーロはCDOと同じ。まともな国の
通貨とそうでない通貨を混ぜ込んで
ユーロを作って世界に販売。
一時期は世界最強の通貨とまるで
格付け会社のAAAの評価を得たか
のごとく振舞う時期もあった。

本質的には腐ったりんごが箱全体の
りんごを腐らせるようにユーロも
腐敗真っ最中。はやく腐った部分を
取り除かねばならないのに、それは出来ない。
毒は銀行や企業に回り始めている。

昨日のCDSを見ているとJAPAN全体では
要警戒の200ポイントを超えてきた。
個別でもコマツの保証料が暴騰。
夏場から上げてきた各社の保証料も2倍
超えているのはザラ。株価が1/2なのも
続出。証券各社のレーティングの修正も
見るに耐えない。目標価格をシラットして
半値以下に訂正している。

今ジワジワ株価は下げているが、そのうち
ドドッとS安続出の場面がきそう。
そうでないと底打ち反転のきっかけがつかめない。

今起きている世界的な株安の連鎖は、リー
マンショックの第2幕。阿鼻叫喚の他の底を経ないと
新たなステージは見えてこない。
痛みに耐えて頑張ろうなんて言葉は意味が無い。
なるようになるしか誰にも分らない。
これは失うものが少ない人間にとっては大チャンス。
失うものが無い人は同省も無いが、失うものが
たくさんある人がこけていく面白い場面である。

いずれにしろ、短期間で2倍3倍の銘柄が出てくるまで
「株はながめるもの」だ。