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円高に対処できない白川総裁が日本株不調の最大要因

基本的に「国力反映の良い円高」は賛成だが、今のそれは明らかに行きすぎだ。日本の経済パワーは短期的にも長期的にも弱い。行き過ぎた円高は誰でも見認めているし、外国だって同意だ。我が国の白川日銀総裁は硬直化した円高賛同者であるため、口先では金融緩和でお茶を濁して矛先をかわしてきた。しかも、肝の座っていないちょこまかした口頭緩和が中心。ど素人の安住財務相は効き目のない口先介入でブラフをかけるばかり。そして二人の共通文句は「じっと注視していきます」だわ。

ユーロのドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が前日、ユーロ圏の防衛向けあらゆる措置を講じると言明した。  ドラギ総裁は26日、ECBはユーロを守るために、責務の範囲内ですべての措置を講じていくと述べ、ECBに追加政策行動の用意があることを示唆した。

 これはすごい発言である。世界の株式市場がこれに鋭く反応している。この政治的な柔軟さがおそらく今後の流れを変えていくのだろうが、それにしても我国の白川相殺は情けない、頼りない、何もしない。外国が必死で頑張った余録をいただくだけ。そういえば野田総理と同様この人も総裁になるべくしてなった人じゃないもんな。棚ぼたみたいな就任だもんな。お茶を濁すことだけはうまい。首だねこの人も。このままでは通貨が国を滅ぼす。古来為替が強くて滅んだ国はないと田淵節也が言ったもんです。当時は野村の下部組織に大蔵省証券局があった様な時代です。その王者野村は同社の数多くの政権交代の中、有能な配下が癌細胞のように撒き散らされて行った。オリンパスの悪の手ほどき、AIJの年金詐欺、インサイダー取引の首謀者、USAの悪魔の落し子リーマン・ブラザーズの体内移植で完全に存亡の危機にたさされています。中にはSBIの北尾のように実力発揮してまっとうな道を歩んでいる者もいるが。
横道それましたが、為替はどこまでも強ければいいとうわけではないということです。円が1ドル85円くらいで安定していけばN225は15,000円位に暴騰するでしょう。兜牛指数は為替の変動を反映するべく補正の予定です。

NY
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