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米国の景気回復は本物ーー米製造業新規受注


6月の米自動車販売台数は前年比+9.2%、年率1596万台

 

米製造業新規受注、5月は予想上回る+2.1% 製造業活動の安定化を示唆

5月の製造業新規受注は前月比2.1%増と、2カ月連続で増加し、ロイターがまとめた市場予想の2%を上回った。このところ減速基調にあった製造業活動が安定化しつつある兆候が示された。 

   4月は前回発表の1%増から1.3%増に上方修正された。ほぼすべての項目が増加したものの、自動車・部品は1.4%減少。
 輸送機器は10.9%増と好調だった。振れの大きい輸送機器を除くベースでの新規受注は0.6%増と、前月の0.2%増から伸びが加速した。 
   
耐久財の新規受注は3.7%増と、前週発表の3.6%増から上方修正された。一方輸送機器除く耐久財は0.5%増と、前週発表の0.7%増から下方修正された。 企業の支出計画の目安として注目される航空機除く非国防資本財は1.5%増と、1.1%増から上方修正された。 
   
耐久財受注残は0.8%増。 総出荷は1%増と、3カ月ぶりに増加に転じた。 総在庫は横ばい。長期的に製造業セクターへの追い風になるものの、今期の経済成長への寄与度は弱まるとみられる。 対出荷在庫比率は1.30と、前月の1.31から鈍化、対出荷受注残比率は6.2 
1で、前月の6.28から低下した。





6月の米自動車販売台数は前年比+9.2%、年率1596万台