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米国景気好調

米供給管理協会(ISM)が3日発表した8月の製造業部門景気指数は55.7となり、前月の55.4から上昇、2011年6月以来の高水準となった。予想は54.0。米経済成長が下半期に加速する可能性が示された。 同指数は50が景気を見極める上での分岐点となる。 8月は新規受注指数が63.2と、前月の58.3から大きく上昇、約2年ぶりの高水準となった。ただ雇用指数は53.3と、54.4から低下した。米製造業部門は今年に入ってからは政府の歳出削減や世界的な需要減退のあおりを受け低迷。ただ7、8月に製造業活動が大きく拡大したことで、同部門が回復しつつあることが示されている。



製造業部門景気指数




2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月

景気 54.2 51.3 50.7 49.0 50.9 55.4 55.7

新規受注  57.8 51.4 52.3 48.8 51.9 58.3 63.2

生産 57.6 52.2 53.5 48.6 53.4 65.0 62.4

雇用 52.6 54.2 50.2 50.1 48.7 54.4 53.3

入荷遅延  51.4 49.4 50.9 48.7 50.0 52.1 52.3

在庫 51.5 49.5 46.5 49.0 50.5 47.0 47.5

価格 61.5 54.5 50.0 49.5 52.5 49.0 54.0

受注残   55.0 51.0 53.0 48.0 46.5 45.0 46.5

新規輸出受注 53.5 56.0 54.0 51.0 54.5 53.5 55.5

輸入 54 54 55 55 56 58 58














言わずもがなだが、米景気が良いということは、ドル高圧力が増し、円安で日本株が上がる要因だ。日本も景気良くなる兆候が目立ってきたが、この場合は逆で円安圧力が増すという不思議な構図だ。いずれにしろ円安方向は持続されるということ。いまのところは円安は日本株高につながっているのでシリア情勢・キプロス情勢・トルコ情勢・エジプト情勢などで急落したら買いだ。世界情勢に詳しい俺が言うことだから間違いない。支払いはスイスのドル口座で頼むぜ。