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相場の戻りを確認

2014/02/07 

作年5月23日に高値をつけて以降、急落。6月23日底打つまでと近況は極めて似通っています。
当時のアジア諸国通貨がアルゼンチン通貨とトルコ通貨などに変わっただけのような印象です。アルゼンチンの株価は何もなかったのように堅調です。この時も円安だった日本通貨はアジア諸国の危機を受け大幅円高になりました。その後はじわじわ高値更新してきました。
N225の視点でいくと5/23の15942円が12/30の16320円に、6/13の12415円が本年2/5の1円に置き換わっただけの印象です。誰かがしかけなければこうは行きません。きっかけがなんであるかということでしょう。

現在、大きく変化したのは米の金融緩和縮小が現実になってきた点です。手放しでの楽観は禁物です。

<アルゼンチン>
 株価指数<MERV>
一番下の折れ線(黄土色)が米国DJIAです。
1年前に比べて+15%ですが、アルゼンチンはまだ+75%です。通貨がインフレでドル換算で価値が下がっていますが、日本のN225に対する円も同じように価値が下がっています。
ここから何が読み取れるのでしょう??





<過去備忘録>

2013/06/11

■為替円は夜間取引で2円以上も急騰中。
■一方でアジア通貨は資金流出で下落速度を速めている。資金流出の通貨安は怖い。
11日のアジア通貨市場 

 中国景気の鈍化と米連邦準備理事会(FRB)による債券買い入 れ縮小に対する懸念が継続する中、新興国からの資金流出への警戒感か ら通貨が総じて下落した。
・フィリピンペソ<PHP=PDSP>
1.1%安の1ドル=43.25ペソとなり、昨年6月8日以来の安値をつけた。1ドル=43ペソの支持線を突きぬけたことで売りが加速した。    4月のフィリピンの輸出が前年同月比で12.8%低下したことも通貨の重しとなった。 市場関係者によると、国内輸入業者はドル買いを先行させ、ヘッジファンドはペソを売った。
・インドネシアルピア<IDR=ID>
海外投資家が同国株式および債券の持ち高を減らしているとの観測から、弱い展開となった。一方、国内輸入業者は支払いのためにドルを買った。ルピアは気配値で0.2%安の1ドル=9825ルピアとなったが、市場関係者によると実際のルピアの取引価格はそれを下回った。  中央銀行によるドル売り介入が観測されたが、市場関係者やアナリ ストは、ルピアが海外投資家からのさらなる売りを懸念して一層弱くなると予想している。
・マレーシアリンギ<MYR=MY>
0.9%安の1ドル=3.1560リンギと、昨年7月30日以来の安値をつけた。債券の下落が響いた。
・ウォン<KRW=KFTC> 
0.9%安の1ドル=1138.0ウォンと4月10日以来の安値をつけた。外国人投資家による韓国株式の売却 が響いた。  市場関係者やアナリストによると、ウォンはさらに下落し、今年最安値の1ドル=1145.3ウォンに達すると予想されている。

2013/05/10
■為替
昨夜の欧米で円はついに1$=100¥を付けて帰ってきました(大幅円安)。
■日本株
これを受けシカゴCMEではN225=14550¥=14191¥(大証終値)+359¥となりました。→以降5/23迄大きな上昇相場が続く。