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ブラジルに異変






新たな火種
ブラジル
機を同じくしてブラジルでも大統領弾劾騒ぎ。








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***最高裁は大統領を巡る疑惑について捜査を許可するとともに、大統領が汚職事件に絡みブラジル食肉加工大手JBSのジョエスレイ・バチスタ会長と司法妨害を共謀した際の会話を録音したとされるテープや司法取引による証言も承認した。これにより、裁判所は証言と録音テープを公表することが可能になった。 
     ブラジルのグロボ紙によると、バチスタ氏は3月に大統領と面会した際、汚職事件で逮捕されたクーニャ前下院議長を口止めするための賄賂について話し合った。バチスタ氏は会話を録音していたという。バチスタ氏は司法取引の一環として録音内容を司法当局に提出した。 
    JBSに対する捜査について詳しい3人の関係者は、グロボ紙の報道は正しいと述べた。      
    テメル大統領が辞任、あるいは弾劾された場合、憲法の規定で下院議長が大統領代行を務め、議会は30日以内に新たな大統領を選出することになる。  ただ、政治家の多くは国営石油会社ペトロブラスなどを巡る汚職事件に関与した疑いで当局の捜査を受けているため、憲法を改正し、直接選挙制を導入するよう求める声が広がっている。 

2017/05/19
 *ブラジル 6ケ月
指数が一晩で10%以上も下落している。メディアはNY変動の偏重報道だ。ブラジル変動は全く報道していない。
* 大統領の汚職事件関与疑惑を受けて、テメル大統領が掲げる財政再建計画が頓挫するとの懸念からブラジル株式市場は急落。ボベスパ指数は9%安と、2008年金融危機以降で最大の下落率となった。通貨レアルも対ドルで急落した。