兜牛レポート
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雪降れば冬籠りせる草も木も春に知られぬ花ぞ咲きける
冬ながら空より花の散りくるは雲のあなたは春にやあるらむ
風通ふ寝覚めの袖の花の香にかをる枕の春の夜の夢
見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋(とまや)の秋の夕暮れ
玉ゆらの露も涙もとどまらずなき人恋ふる宿の秋風
露払ふ寝覚めは秋の昔にて見果てぬ夢に残る面影
我が背子と二人見ませばいくばくかこの降る雪の嬉しからまし
冬ごもり
春さり来れば
鳴かざりし
鳥も来鳴きぬ
咲かざりし
花も咲けれど
山を茂み
入りても取らず
草深み
取りても見ず
秋山の
木の葉を見ては
黄葉をば
取りてそしのふ
青きをば
置きてそ嘆く
そこし恨めし
秋山そ我は
ppp
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