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東1騰落レシオ10を利用したN225売買

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  • 東1騰落レシオ25は1日の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割って百分率にしたもので、相場の過熱感などの強弱感を測る指標です。一日のデータだけでは数値はばらつきが大きくなって使えませんので、5日、6日、10日、25日などの平均値で算出します。代表的な東1騰落レシオ25は一般に120%前後になると過熱気味で高値圏とされ、70%前後で底値圏とされています。が、期間が長すぎて短期的な売買には悠長過ぎます。
  • そこで、N225に対して今、最も先行して売買タイミングを示唆してくれる東1騰落レシオ10の出番です。


東1騰落レシオ10(日足)
レシオが50を切ったら買い出動し始め、その直後に60を回復したら買い増し。150くらいで警戒を強めて、1/3の利食いを考え、170でポジション閉を考え、180にでもなったら迷わず全部売却。

            ↑文字をクリックで拡大(チャート自動更新)

 日経平均N225
検証
  • 2012/05/18
レシオ=43.5
 ここでN225(実際には日経レバレッジ1570)を買う。 N225は続落し6/4に底入れ8,239円。 この間240円ほど含み損。

  • 2014/07/03
レシオ=181.5
 N225全て売却 N225は翌7/4に高値9,136円。 この間含み損も消え600円ほど利益。 再びレシオが下げに入っていくまで相場を休む。 個別銘柄も相場を休む。 含み損銘柄や有望に思える株でも果敢にポジションを閉じる。

  • 2014/07/25
レシオ=47.5
 ここでN225を買う N225はこの日7/25に底入れ8,328円。

  • 2012/08/17
レシオ=188.9
 N225全て売却 N225は続伸も3日後の8/20に高値9,222円。 この間900円の利益。 再びレシオが下がっていき

  • 2014/09/06
レシオ=44.7
 ここでN225を買う N225は8,646円 さて、その後は・・・?

      補足のシグナル
      • *なおサイコロ的にも6日連続安の後プラテンで引けましたが実質6日安でうんざり気分ですから買いシグナルです。

      • *兜牛リスク指数的には安全圏ではありますが慎重さを要する場面を示唆しています。

      • *世界の株価連動的には慎重さを示唆するチャートになっています。

      • *周期的には決算四半期3ケ月(90日)の半分の45日が参考になる。