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ちょっと、耳を疑う日銀総裁発言

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  • 2015/02/05
  • 黒田総裁は今度は、
  • 2年でなく2年程度なので2年程度とは何か、と問われると2016年前半、いわゆる2015年度中であれば問題なし、という主張にすり替えた。これは2年で2%の主張を3年で2%という主張に変えたに等しい。
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  • 2014/12/19
  • 黒田総裁はもっともらしい理屈をこねていますが、単純に考えて、原油安は物価引き下げ要因でしょう。
  • そういうふうに言わないとならない現在の苦境というか背景があるのでしょう。2年で物価上昇率2%の期限が来ましたし。BEIは1.2%程度しかありません。賃金が上がらないと物価も上がらないとこれまたおかしな理屈も言っています。無理して物価を上げなくて景気回復できないリフレ派の限界です。日銀株を見てみると彼の就任以来ずっと下げ続けています。今日も新安値更新です。BEIも彼の就任時点ではほぼ2%近くあったんですが就任とともに、じり安が続いています。黒田氏は一見、実直に見えますが、出来損ないの前総裁白川氏以下ということでしょうか?貨幣価値減価の防衛に株高で今のうちはしのげるというのが不幸中の幸い。
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    日銀総裁:原油安は物価押し上げに-前年比の影響いずれ剥落
  • 黒田総裁は「原油が相当大幅に下がっているということは事実だ。これは石油をほぼ100%輸入している日本にとっては経済を押し上げる効果を強く持つ」と指摘。一方で、 「足元の物価上昇率には、特に短期的には押し上げ要因として働いてくる」と述べた。その上で、原油価格の下落は「前年比でみた影響はいずれ剥落していく性質のものであり、原油価格の下落が経済活動に好影響を与えていくということで、基調的に物価を押し上げる要因になり得る」と指摘。「もちろん原油価格の動向によって不確実な面はあるが、やや長い目でみると原油価格の下落は物価を押し上げる方向に作用する」と語った。

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  • 2014/12/20
    ・普通は「インフレになると物価が上がって、円の価値が下がるから円安になる」
  • ところが、黒田総裁は金融緩和をすれば円の価値が下がるから円安になり、輸出が伸びて景気が良くなり、設備投資も増え消費も増えて物価が高くなりデフレから脱却できるという「物価高」が目標。
  • しかし、どうも適正インフレ年2%に達しようもないので、さらなる金融緩和を突然したし、企業には賃金を上げるよう促す。そうすれば景気も良くなり物価も上がると思っているようだ。
  • ・もう一つは、日米金利差と日米マネタリベースの差の増減で日米為替が動く点。これが直近で大きな要因で米が緩和をやめ日が緩和継続。安倍政権第2次円安の背景です。米の景気は良くなってきているので金利を上げ安く(下げ過ぎた金利を正常化しやすく)、反対に日本は景気不調なので金融緩和を追加している。

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    なんか経済学の実験をやっているような感じがする。ファンダメンタルの改善への関心よりも金融とか賃上げすれば景気が良くなる、好景気はインフレと同じ性格を持つと思っているのではないか?