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リーマン時上回る日本株乱高下だって




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#2015/09/03
債券王と言われるビル・グロスは<FRBは既に金利引き上げの時期を逸した可能性があり、現時点で実施すれば世界的な金融不安を自ら招く可能性がある>と.


2015/08/28
27日に発表された4─6月期米GDP(国内総生産)改定値。速報値の2.3%から3.7%に上方修正され、9月の米利上げ観測が再び強まったが、米ダウは369ドルの大幅高となった。

・日本株は、まれにみる乱高下              リーマン時上回る日本株乱高下だって
過去1週間、日経平均の前日比は24日895円安、25日733円安、26日570円高、27日197円高、28日561円高。1日平均の変動幅は591円、平均変化率は3.17%となった。「リーマン」直後の08年9月15─22日が平均321円(平均変化率2.7%)、「バーナンキ」直後の13年5月23─29日が385円(同2.5%)であり、それを大きく上回るボラタイルな相場となった。
・世界的な株安に見舞われ、米国は利上げしないという選択肢はない。見送れば市場の失望を買う。上げても金融相場は大きく影響を受けるいばらの道
・「現在、2%の米10年国債金利が3%に上昇すれば、数値的には1%の上昇のようにみえるが、変化率でみれば1.5倍。資金調達では50%のコストアップとなる」
・08年11月からFRB(米連邦準備理事会)の量的緩和策は始まった。市場が落ち着いた09年3月から米株は反転。上昇相場は約6年続いた。FRBの資産規模はまだ維持されているほか、日欧の量的緩和は続いている。しかし、米利上げ接近で多くの市場関係者が大きな変化への「備え」を始めたことが、今回の相場急落の背景

・今回利上げが始まれば数年下落相場が続く。しかしその前にタイムラグが有りしばらく別の材料が選好されて上昇場面が続く。そして途端の苦しみを伴うクラッシュが始まる。ギリシャ・ショック、エボラショック、チャイナショック、今回のボラティリティ乱高下が予行練習。


10月が危ない。