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配当落ちを埋めて高い











⭕3月配当落ち日のN225が▼5円なのにN225レバレッジETFが△200円(1.38%高い)の理由
配当に関係した時期の指数値とETFの基準価額の推移
日経平均に採用されている株式の多くが3月決算銘柄で、3月末および9月末に配当の権利確定日があります。3月末近辺で、それらの株式は配当落ちがあり、配当見込み額分株価が下がります。その結果、指数も下がることになります。一方、ETFは、その保有している株式の配当落ちにより基準価額が下がりますが、受け取ることができる配当見込み額を未収配当金として計上して、その基準価額の下落分を埋めることになります。つまり株式の権利落ちによって、日経平均は下落しますが、ETFの基準価額(一口あたりの純資産価格)は下落しないのです。大雑把な推計ですが、日経平均の配当利回りが2%程度だとすると、この5月末時点では1%(2%の半期分)程度が株式の権利落ちの要因でETFは上振れしていると考えられます。しかしながら、これらETFの7月上旬の決算をむかえた時に、受け取り配当金を分配しますのでこの上振れ分は解消に向かうことになります。

2017/03/29本日の配当落ち計算値は135円程度。
今朝の寄り付き前気配値は前日比160円程度高い。
配当丸取りの上にさらに高いという結構な地合い。


今期は予想どおりの展開。
*しかし数日前から結構下げてきたので旨味は少ない。
*青山商事や一工薬、日成ビルド、ダイニック3551など高利回り株は埋めきれず冴えない。そもそも人気がないから高利割。



 
*教訓;期末配当狙いはそれを狙ってはいけない。自然体に限る。おまけ程度の意識で。人気のない株が注目を浴びる要因が無くなったらもとの不人気になる。