兜牛レポート
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✘銀行の存在意義
そもそも銀行は小口の大衆の預金を集めて事業を進める企業に貸し出して、その利ざやスプレッドで利益を得る。
・今はマイナス金利の時代だ。貸した方が金利を払うという
驚天動地の事態だ。
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マイナス金利政策は民間の銀行が集めた預金を日銀に預けると、義務として預けなくてはならない法定準備預金額を超えた分の一部に0.1%の利息を日銀に払わなければならない。
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銀行はマイナス金利を回避する目的で、信用力の高い独立行政法人などへの「ゼロ金利貸出」を急激に増やしている。
・マイナス金利回避貸出競争はそのうち激化し不良貸出先に手を染めていくことだろう。
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銀行は手数料収入や証券売買業務などの投資銀行業務を増やしているが銀行本来の組織目的からしたら外れている。それをやらないと生残れないと切羽詰まっている。銀行のビジネスモデルは破綻している。一部地銀で赤字銀行が出てきている。信用力がベースの銀行が赤字で存立できるというのも驚天動地の出来事だ。福島銀行と池田泉州ホールディングスが赤字。
2018/02/15
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貸出金はマイナス金利の導入で15年末から6%増えたものの、目立つのは不動産への融資。
上場企業の過半は実質無借金
で、「資金需要は強くない」。足元では大都市圏の地価高騰に伴う不動産融資が減速しており、月次でみた貸出金の伸びは前年同月比2%台にまで下がってきた。
・金融業界は節操がなくなった。
日銀がマイナス金利を導入して2年。2017年末の貸出金残高のうち、金利0%台の融資が全体の62%に達した。
銀行よさようなら仮想通貨よこんにちわ?!
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