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ドル/円為替

目先1㌦=111.99円台もありとは、謎の当たりや。そして再び円安へ。120-125円へ。
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  • 2017/01/13 武者無視や
    国境税創設は実現する可能性が高い。
  • 国境税とはとんでもない保護主義的主張と見えるが、自由主義の共和党下院の選挙アジェンダの柱であり、一概に保護主義とは言えない。なぜなら米国は消費税(付加価値税)を導入していない。大半の国は消費税(付加価値税)を導入している。(欧州諸国は20%前後、中国17%、韓国10%、日本8%。これら諸国に対して米国は交易上不利になっている。消費税(付加価値税)を実施している国は輸入品に消費税(付加価値税)が課される(日本の場合8%)一方、輸出品に対しては輸出企業が原材料やサービスなどの購入時に支払った消費税が還付されている。いわば他国は輸出に補助金を輸入にペナルティーを科しているわけで、消費税を導入していない米国には不利になっている。この不公平さを是正しようというものが、国境税創設(border tax adjustment)の趣旨である。当然の帰結として輸入抑制、輸出促進により国内生産が喚起され投資を引き起すので、成長を押し上げ、またインフレ圧力を高める
こんな分析もあります  武者無視や

国境税創設の明白な影響はドル高
- 20%の法人税、20%の国境税が創設されるとすれば、ドルは25%上昇する」 そのドル高は米国の交易条件の改善を引き起し、その果実が米国税収の増加となって、米国の財政収支を大幅に改善させる
日本は円安株高
- ひょっとしてN225株価は中期的には4万円になるかもしれません。
しかしその時円で買える実力の外国製品購買力は半分以下になっているかもしれません。
大豆はほとんど輸入品ですが,現在1丁100円が200円に値上がっている可能性が高い。
【その時元日銀黒田さんはしてやったりと喜んでいることでしょう】

 

不思議なことにドル高のアメリカでも
-輸入品には高い国境税がかかってドル高の恩恵は消費者にはもたらされません。むしろ購買力は削がれるでしょう。儲かるのは政府です。輸出企業は国境税を原資に還付的な制度が創設されるか、補助金が出るのでしょうから、ホクホクです。

NYダウはどうなるのかなぁ