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- 2016/04/25
- ジェフリー・ガンドラック氏は、欧州と日本のマイナス金利政策が「ホラー(恐怖)」であり、望ましい効果とは相反する結果を招くとの見方を示した。
- ガンドラック氏は同氏は23日のフィナンツ・ウント・ヴィルトシャフト紙のウェブ版で、マイナス金利はデフレとの闘いに役立つが、人々は投資したり銀行口座に預金するのではなく現金を貯め込んでしまうため、市中から流動性を引き揚げてしまうと指摘した。
- その上で、マイナス金利は「私が過去に経験した中で最も愚かな考えだ」と述べた。 さらに同氏は「(金融市場にとっての)次の大きなイベントは、日本と欧州の中央銀行が降参して実験を中止する瞬間になるだろう」と予想した。
- 同氏は今月、米連邦準備理事会(FRB)の利上げサイクルが今年は一度限りで打ち止めになるというシナリオの「可能性がますます高まっているようだ」と語った。
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ガンドラック氏は投資家から幅広く注目されている米資産運用会社ダブルライン・キャピタルの共同創業者。ロサンゼルスを拠点に950億ドルの資産を運用している。
昨年、原油価格の急落のほか、ジャンク債が文字通り紙くずになること、また中国の景気減速が新興国市場の圧力となることなどで予想を的中させた。
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#2016/04/25
流動性の信用創造のコアな部分はやはり預金でありキャッシュ。
「借金すればお金が増える」と言う構造は歪であり、歪はいずれ是正される。その時の反動は想像を絶するに違いない。
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