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卒倒しそうなチャート・・・これは今の日本の現実です

・一目見ただけで、卒倒しそうなチャートです。 さらにこれ以上金融緩和をするととんでもないことになると心配したくなります。
                                            

 
図1; マネタリベース(日銀資料)  単位=億円


図2; 日銀当座預金(日銀資料) 単位=億円
                                                                           
・2013年春時点
今重要なのは過度な円高が日本国民経済に深刻な打撃を与えてきた事実です。日米のマネタリーベース比較で見ていかないと為替の高安は見えてきませんね。白から黒に変わった日銀総裁。黒田
剣豪の手腕がデビュー第一刀で示されました。チビチビの小出しではないですね。えーっ、大丈夫?と皆が心配するほどものすごい太刀捌き。日銀の座敷ワラジを一仭のもとに。FRBのパーナンキの今後の手腕と今後の黒田武士に目が離せないです。

 

バブル景気真っ盛りの1988年には、日銀株は75万5000円で取引されていました。今の株価は35,000円です。

28年間の時を経て、価格が20分の1以下まで下落したのです。

黒田就任以来下げ続ける日銀出資証券


日銀の資産の86%は国債で占められています。日銀の出資証券の価値は、資産の大部分を占める日本国債の価値だと見なせます。

日銀の株価下落が止まらないのは、日本国債及び通貨「円」への信認が下がっているためです。

国債価格は、日銀の「異次元緩和」により偽装できます。しかし、ジャスダックに上場している出資証券については、民間の市場参加者により値付けがされるため、ごまかしがききません。


日銀の株価は、国債の価値や財政信用を測る目安にできるのです。

投資家は日銀の株価を財政信用の先行指標とせよ
    • 日銀の株価は操作されないという点で、財政信用における貴重な先行指標と言えます。
    • ・第0ステージ(日銀の株価暴落)★
    • ・第1ステージ(国債下落、金利上昇)
    • ・第2ステージ(円安、インフレ、国家債務膨張)
    • ・第3ステージ(国債デフォルト、IMF管理下入り)

      日銀の株価は下落が止まらず、35,000円台まで値を落としました。今の株価がさらに落ちて、2012年11月につけた最安値30,500円を割り込むようになれば、財政信用が低下しているサインと受け取って良いでしょう。アベノミクス開始で一時、7万円まで急上昇した日銀株。その後、化けの皮が剥がれて日銀株の下落が止まらなくなっていると認識すべきなのです