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NEC株急落と「アンソロピック・ショック」

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  • ◗26/03/08 NEC株急落と「アンソロピック・ショック」の真相

    ▍急落の経緯

    Anthropic社の自律型AIエージェント「Claude Co-worker」発表を機に、SaaS株が急落。純粋なSaaS企業ではないNECも大手IT株の連れ安で一時3,606円まで売り込まれた。しかし出来高を伴う陽線で4,334円まで回復。急落は本業悪化によるものではなく、AI市場の思惑による「逆の連れ安」。

    ▍事業構造と業績

    事業売上比営業利益比備考
    ITサービス(BluStellar)約70%約95%3Q進捗率75%。将来営業利益率20%目標
    防衛関連約12%防衛予算増で拡大。海外展開も視野

    ▍懸念後退と需給リスク

    2月28日、米連邦政府がAnthropicの使用停止を報道。理由は同社が「自律型兵器転用」「市民監視」への利用を拒否したことによる対立。これによりAnthropicがITサプライチェーンを塗り替えるという懸念が後退し、NECの連れ安要因が解消へ。

    ⚠️ 需給リスク:信用買い残が高値比40%安の局面で急増、2/20週に1,271万株(信用倍率約50倍)。4,000円前後で戻り売り圧力が上値を抑える可能性。

    ▍投資判断

    本業(ITサービス・防衛)は極めて堅調。アンソロピック関連の懸念も後退しつつあり、現水準はバーゲンゾーンとの見方も。GS・野村の目標株価は5,200〜6,400円圏。信用需給の整理を確認しながら押し目を拾う局面か。
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