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IPOはSBI証券指標が妙味

        IPOの抽選で自分が当選するような銘柄は要注意
SBI証券では、上場後大化けする銘柄はたいてい回ってこない。回ってきたものはたいてい消化不良の不人気株。長いお付き合いだが今回確信した。
逆説的には、SBI証券で落選し、BBの高値で公募価格が決定したものは魅力的なので公開日に丹念に観察し、機会が来たと思えば、買うべし。

チムニー<3178.T>

 *14日、東証2部市場に新規上場したが公開価格(1000円)を5.5%下回る945円(12年12月期予想PER15.2倍)で初値を付けた。
 
  居酒屋「はなの舞」を主軸に漁港から直送で仕入れる「海鮮水産」、やきとりがメーンの「こだわりやま・やきとり道場」など、飲食事業を展開。公開株式数は1022万2000株。


公開株当選も応募せずで正解。
公開前の評価
■ 定性分析
かつて上場していた知名度抜群
の外食企業だが、IPOマーケット
で人気化しづらいMBO案件。加
えてカーライル・グループは近年、
Avan Strateやツバキ・ナカシマな
ど上場延期案件が続いたことでや
やネガティブな印象がある。
■ 需給状況
仮条件の上限で試算した市場から
の吸収金額は約107億円。新興市
場ではなく東証2部上場案件ながら
吸収金額は大きい。ロックアップは
かかっているものの、大株主が投資
ファンドということで上場後の需給
面にも不透明感がある