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最近の外人投資家の視点(FTからの抜粋)






ジャスダック市場に上場する886社のうち半数以上が理論上の清算価値を下回る価格で取引されている。8社に1社は、貸借対照表上の現預金を下回る株価水準にある。

03~06年には小泉純一郎氏による改革推進で日経ジャスダック平均株価が4倍近く上昇し、外国人投資家はそれを「よく覚えて」いる

海外投資家は昨年11月からジャスダック市場で買い越しを続けており、今後も同市場に注目する

春先のヘッジファンドたちは、相場がピークを迎えた5月の水準から約3分の1か4分の1に持ち高を減らした。対して、売買のタイミングでなく市場平均を上回る運用実績を目指す従来型の機関投資家が取って代わった。こうした投資家が運用益を求めるのに最適の投資先はトヨタや東芝のような企業ではなく、それより規模が小さい3500社程度の上場企業だ。