兜牛レポート
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米国で見過ごされている強気材料
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米国市場
20/03/10
☘バリュエーションは大きく下がった。
☘米雇用統計はいい数字。米経済の基本的構造は健全だ。
☘ウィルスの影響はわからないが、労働市場は強い。
☘金利低下により追い風が強まった。
☘原油価格低下は消費者にとってプラス。
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20/03/10
【状況】
世界経済が平凡なペースで熱くもなく冷たくもない。景気後退入りするほど悪くもなく、投資脱出に必要なモメンタムはない。
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【コロナウイルス】もしも、コロナウィルスが封じ込められれば、上記がしばらく続くのを否定する理由はない。
【金融引き締め】
この状況を脱線させる要因の1つだが、FRBを含めて世界の中央銀行は今のところ引き締めは考えていない。
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20/03/10
原油が下がってこれほど大騒ぎするのは、
日本人にとっては理解しがたいところ。
☘▶日本にとって円高と原油安はダブルで
プラス
▶アメリカ人が原油安で騒ぐのは、主要
産業である石油産業(シェールを含む)
が打撃を受けるからだ。
▶米市場が原油安でこうも騒ぐのは、関
連セクターがジャンク債などの資金調達
手段を多用しているからだ。格付の低い米社債では、米国債利回りの低下にもかかわらず、利回りが上昇している。これは、ジャンク債等の新規発行が難しくなり、デフォルトのリスクが増すことを意味する。⇒破綻が現実化しドミノが起これば世界不安につながる。
PPP
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