日立製作所<6501.T>は14日、2015年度を最終年度とする中期経営計画の達成に向けた事業戦略を発表した。
15年度の売上高目標は、インフラシステム事業が1兆円、電力システム事業が9500億円、情報・通信システム事業が2兆3000億円、などとなっている。 インフラシステム事業(インフラシステム、日立プラントテクノロジー、日立産機システムの3社の単純合算値)の2011年度実績は、売上高7697億円、営業利益307億円。2015年度には売上高1兆円、営業利益700億円超を目指す。インド市場への本格参入を図るとともに、中国での事業拡大も計画している。 電力システム事業の2011年度実績は、売上高8324億円、営業損益は339億円の赤字だった。2015年度の売上高は9500億円、営業利益570億円を目指す。 情報・通信システム事業は、2011年度の実績が売上高1兆7642億円、営業利益は1017億円。2015年度の目標は、売上高2兆3000億円、営業利益1850億円超としている。 |