10月14日ノーベル経済学賞の共同受賞が決まった米エール大学のロバート・シラー教授は、米国がデフォルト(債務不履行)に陥ると予想しておらず、連邦債務上限の引き上げをめぐる現在の影響が、長期的に市場に重大な結果をもたらす事態を想定していないと語った。シラー教授はエール大学で行われた記者会見で、「大事は恐らく起きないと思う。この国には連帯の意識が残っており、それが表れることでデフォルトは回避されるだろう」と発言した。 シラー氏は「今回の危機は収束する可能性が高い。デフォルトは起きないだろう。起きても1日かそこらの出来事であり、さらに長くなっても、それは世の終わりを意味しない」と指摘。同じような財政危機が起きた2011年の市場の反応を振り返り、「相場は1日で7%程度下落し、その後戻すのではないか」との見方を示した。 |
ディフォルトは起きないと言っているものの、起きるとも言っている。1日そこらの急落があると言っている。 彼の意見を取り入れ楽観している市場の一部はデフォルトが回避されれば、出尽くしで売りを出そうし、ディフォルトが起きても偉い学者先生の教えでは急落するということになる。どっち道17日前後はダウは下がる公算が大きい。 |