2016/02/03
- 日本株のファンダメンタルは良いので世界的な乱高下が収まれば再び見直されるという。しかし、設備投資は減速、機械受注は予想外のマイナス。輸出や生産、消費も鈍い。日本経済の雲行きは怪しくなってきている。こうした不透明感の高まりも乱高下の一員になっている。
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- 全体下落相場の戻り局面ではあるが、N225の高下は激しい。世界の中でも突出しているのではないか?
- 米利上げに伴うグローバルな資金移動が激しくなっている。ジェットコースターのようだ。長期投資家は模様眺めで見送るし、普通のサラリーマンは怖くて近づきたくなくなる。
- 商いが減り、ボラティリティが上昇。高頻度取引(HFT)やCTAが幅を利かす。CTAはその多くがコンピューターを使った取引を行っている。金融工学に基づいてプログラムを組み、人の手ではなく機械が瞬時に注文を出して市場で売買する。いわば人間がトレードを行う個人投資家とは、根本的に別次元の存在。
2%からたった1%の利上げ。僅かに見えるが、実はとんでもない大きな金利変化。
これまでの実質ゼロ金利だったトレーディングコストやヘッジコストは「無から有」へ、変化率50%も増加する。
日経平均レバレッジETFが毎日売買代金トップである。これも薄商いの中では振幅を増幅する。
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