同指数は３月に入ってドルベースで25％上昇。世界の93の株価指数の中で最も大きく上げている。ルセフ大統領の弾劾が可決され、同大統領の出身母体である労働党（ＰＴ）が権力の座を追われるとの観測を背景にブラジル資産は値を上げており、予想利益に基づくバリュエーション（株価評価）は昨年６月以来の高水準に達している。
政府に対する抗議活動が13日に予定されていることについて、投資家の大部分は様子見の姿勢。
ボベスパ指数は前日比0.1％高の49638.68で取引を終了。大手銀行のブラデスコ銀行とブラジル銀行の上昇が同指数の上げに最も大きく寄与した。ブラジル石油公社（ペトロブラス）は2014年７月以降で最長の上昇となっている。
2016/03/15
ブラジルの景気後退が深まる。
ブラジル中央銀行が１４日発表した１月の経済活動指数は前月比０．６１％低下し、１１カ月連続でマイナスとなった。
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