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富士通 6702

雲大 **株探**チャート俯瞰*

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      • *株コメント評*
      • *26/07/31*🔰急伸*
      • 最続急騰し24%高、昨日S高値幅より大きく上げた。2日間で40%も上げたことになる。紫テクニカルは役立たずだった。
        ・決算前はとても買いたくなる状況では無かった。決算見て買いたくは成ったが入りこむ余地はなかった。静観。
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    • 📊
      チャート  
      *トビラ *4441*株探*

      • 10年推移 


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      • 40年推移 

          *12ヵ月*拡大画像* 
      *出来高
      *6ヵ月*

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      OBV
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      MACD
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      *雲行き
      6ヵ月**

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・保証対象は、データセンター建設・リースに必要な資金調達。
・GPU代金は含まれない。
・GPUについては別枠で約3,500億ドル規模の資金調達支援も協議されている。
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何に対する保証か
・保証対象は、データセンター建設・リースに必要な資金調達。
・GPU代金は含まれない。
・GPUについては別枠で約3,500億ドル規模の資金調達支援も協議されている。
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🟩*中東事情前倒し26/07/29
・ハイエンドサーバー向けに低誘電樹脂材料の売上が急増したほか、リチウムイオン電池の負極用水系複合接着剤などの高付加価値品が伸長した。また、中東情勢の悪化を背景に顧客が一部製品を前倒しで確保する動きがあった。*
*中計前倒し26/07/29
・中期経営計画「SMART 2030」で掲げた当初の業績目標を昨年度26/03期に前倒しで達成。新たな成長目標について策定中。


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  大型設備投資  
26/07/29
・ここ最近増産投資を重ねてきたが多くて30億円台。今回強い需要に支えられて大きく前のめりの100億大型設備投資に走った。切りの良い数字に鼻息を感じる。

・資金調達?借入?増資?野村?
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  業績絶好調  
26/07/30
・第一工業製薬<4461.T>がカイ気配スタート。同社は29日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の最終利益予想を従来の見通しから10億円増額して77億円(前期比24.8%増)に引き上げており、これを好感した買いが入ったようだ。今期の売上高予想は130億円増額して970億円(同17.0%増)に修正した。ハイエンドサーバー向け低誘電樹脂材料や、リチウムイオン電池向け負極用水系複合接着剤といった高付加価値品が大きく伸びる。価格改定効果もあって中間期の業績予想を見直し、通期予想に反映した。4~6月期の売上高は275億100万円(前年同期比44.4%増)、最終利益は31億1600万円(同3.2倍)となった。なお、同社は低誘電樹脂材料の供給体制強化に向け、国内外の生産拠点で設備投資を実施すると公表。投資額は約100億円で、27年度以降の稼働を予定する。
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①決算・業績推移
Fact|富士通(6702) 26/7/30
【株価・足元】
・7/30終値 3,902円(前日比+1.51%)、決算後PTS・翌7/31は売り優勢("大きく売られている"との状況)
・7/22安値圏約3,100円→決算前に3,900円台まで約20%急騰して決算を迎えた点が重要
・アナリスト平均目標株価 4,566円(13人中10人買い推奨、3人中立、売り0人)
・アナリスト高値目標 6,000円、安値目標 3,830円

【26/3期 1Q実績(26/4-6月)】
・売上収益 7,793億円(前年比+3.9%)
・調整後営業利益 549億円(前年比+56.4%)、利益率7.0%(+2.3pt)
・営業利益(調整前)525億円(+56.9%)
・当期利益(調整前)401億円 ← 前年同期1,717億円比△76.6%「大幅減益」の見出し
・前年同期に新光電気工業売却益(非継続事業)約1,439億円を計上した反動
・調整後当期利益 418億円(前年同期297億円比+40.7%)→実態は増益

【受注・先行指標】
・国内受注 前年比110%(引渡しベース108%)と高水準継続
・Uvance受注 1,933億円(前年比+51%)、売上 1,922億円(+31%)
・モダナイゼーション受注 916億円(+23%)
・国内サービス年間カバー率68%+要獲得32%(前年と同水準)

【業績表(億円/円)】
売上調整後営業益調整後当期益営業益率備考
27/03予35,1004,2503,20012.1%調整前営業益4,150億円。サービスSL4,300億円(利益率17.4%)
27/3 1Q実7,7935494187.0%前年比+56.4%大幅増益。当期利益(調整前)401億円は前年反動で△76.6%
26/03実35,0293,9052,98211.2%新光電気売却益含む当期益4,494億円。調整後当期益は2,982億円
25/03実37,2173,0542,3008.2%ユビキタス・HW低迷。サービス好調
......

② 結論|投資家向けサマリー
「決算は本質的に強い。売りは誤認反応の可能性が高い」

見出し上の「最終益77%減」は完全な比較ミス:前年1Q当期利益1,717億円の内訳は継続事業278億円+新光電気売却益1,439億円。売却益を除いた実態比較では401億円>278億円で+44%増益が正しい
本業の収益力は記録的改善:調整後営業利益549億円(+56.4%)、利益率7.0%(+2.3pt)は過去最高水準の1Q進捗。通期予想4,250億円(利益率12.1%)への視界は良好
受注勢いが本物:Uvance受注+51%、国内全体110%。モダナイゼーション受注+23%。先行指標として申し分なし
AIドリブンデリバリで採算性も向上中:グロスマージン率35.7%→37.2%(+1.5pt)、今後も年+2pt改善トレジェクトリ継続
決算前に20%急騰した点が下落を増幅:7/22の約3,100円から3,900円台まで上昇して迎えた決算。出尽くし感と見出し誤読が重なった需給要因

③ 論点
【バリュエーション論点】
・7/31売り後株価を仮に3,700円前後とすると、通期調整後EPS(会社予想3,200億円÷株数約2.04億株)≒1,568円。PER約24倍
・アナリスト平均目標4,566円からの乖離率▲19%前後→理論的には明らかな割安圏
・アナリスト最低目標3,830円が直近下値めど。それ以下は過剰売りと判断できる
・競合NEC・日立と比較してもDX転換の進捗・利益率改善ペースで富士通は優位
【中計・構造論点】
・通期予想は据え置き(前回比変更なし)。会社側は自信を持った数字
・サービスSLの利益率目標17.4%は既に1Qで11.4%(通常1Qは最も低い)。後半加速の季節性あり
・AIドリブンモダナイゼーション(26/7~商談展開開始)が今後収益寄与へ
・ハードウェアSLが▲37億円の赤字(部材コスト・構成変化)は懸念だが年間では620億円黒字計画
・ユビキタスは前年Win10需要の反動・構造縮小。通期計画も▲30%と織り込み済み
・9/16 IR Day開催予定(中長期戦略再提示)がカタリスト候補

④ リスク|下振れ要因
決算前20%急騰の剥落継続リスク:「買い先行→決算出尽くし」の典型パターン。テクニカル的に3,600〜3,700円前後が25日線サポート水準の可能性
為替リスク:1Q実績ドル/円159円に対し通期想定150円。円高方向で推移なら海外収益目減り(1円円高で▲7億円/四半期)
HWソリューション採算悪化継続:部材コスト高・売上構成変化が2Q以降も影響する場合、連結利益率の足かせに
AIデリバリ基盤・次世代CPU等への研究開発投資拡大:消去・全社費用が通期▲950億円と前年▲767億円から大幅増加見込み
市場全体リスク:米株急落やマクロ悪化時、日経225銘柄である富士通は指数連動売りを受けやすい
不採算プロジェクト発生:大型DXプロジェクト増加に伴い、個別案件の採算悪化リスクは潜在的に上昇

⑤ 今後|監視指標・カタリスト
【監視指標】
・7/31〜8/1の株価と出来高:パニック売りか下値限定かを確認。3,700円以下=過剰反応売り、3,600円以下=テクニカル支持線割れで要注意
・アナリスト目標株価の更新動向(7/31〜8/5頃レポート集中の可能性)
・米国テック株動向(IBM・Accenture等の連想売り波及)
・ドル/円レート(150円以上なら通期計画上ぶれ余地)
【カタリスト・イベント】
・9/16 Fujitsu IR Day 2026(中長期ビジョン2035・各事業成長戦略発表)
・AIドリブンモダナイゼーションサービス本格商談化(26/7〜)
・2Q決算(10月下旬予定):サービスSLが2Q以降急回復する季節性確認
・フィジカルAI(ファナック・安川・川重との連携)の具体化
・自社株買い・増配等の追加還元施策(過去実績あり)

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・保証対象は、データセンター建設・リースに必要な資金調達。
・GPU代金は含まれない。
・GPUについては別枠で約3,500億ドル規模の資金調達支援も協議されている。
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何に対する保証か
・保証対象は、データセンター建設・リースに必要な資金調達。
・GPU代金は含まれない。
・GPUについては別枠で約3,500億ドル規模の資金調達支援も協議されている。
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一工薬 4461 大型設備投資100億円

雲大 **株探**チャート俯瞰*

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      • *株コメント評*
      • *26/08/05*🔰急伸*
        先日の計40%高から2日揉んだ後今日再騰した。+17%。もう手が出せなくなった。ここは目をつぶって買うべきか見送りか


      • *26/07/31*🔰急伸*
      • 最続急騰し24%高、昨日S高値幅より大きく上げた。2日間で40%も上げたことになる。紫テクニカルは役立たずだった。
        ・決算前はとても買いたくなる状況では無かった。決算見て買いたくは成ったが入りこむ余地はなかった。静観。
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      •  

    • 📊
      チャート  
      *Vテク *7717*株探
      • 10年推移 


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      • 20年推移 

          *12ヵ月*拡大画像* 
      *出来高
      *6ヵ月*

      *1ヵ月**
      OBV
      12ヵ月**


      6ヵ月*
      3ヵ月*
      1ヵ月**
      MACD
      12ヵ月**
      6ヵ月**
      3ヵ月**
      *雲行き
      6ヵ月**

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・保証対象は、データセンター建設・リースに必要な資金調達。
・GPU代金は含まれない。
・GPUについては別枠で約3,500億ドル規模の資金調達支援も協議されている。
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🟩
何に対する保証か
・保証対象は、データセンター建設・リースに必要な資金調達。
・GPU代金は含まれない。
・GPUについては別枠で約3,500億ドル規模の資金調達支援も協議されている。
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🟩*中東事情前倒し26/07/29 
・ハイエンドサーバー向けに低誘電樹脂材料の売上が急増したほか、リチウムイオン電池の負極用水系複合接着剤などの高付加価値品が伸長した。また、中東情勢の悪化を背景に顧客が一部製品を前倒しで確保する動きがあった。*
①中東不安→顧客が在庫確保で一時的な特需→中東不安終われば顧客は在庫を沢山抱えているので買わなくなる→次回売上減の可能性②中東不安→原材料高騰→価格改定(値上げ)→昔安く作っていた在庫や昔安く仕入れた原材料在庫を使って安く作った製品を高く販売出来た→次からは高く仕入れた原材料で作るようになる→次回利益減の可能性。 
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*中計前倒し26/07/29
・中期経営計画「SMART 2030」で掲げた当初の業績目標を昨年度26/03期に前倒しで達成。新たな成長目標について策定中。*
*片山昇26/08/05
関連サイト
*保有数量推移
(単位:株)
年月日保有数量
26/08/05717,400
(日付なし)714,800
26/03/31420,000
25/09/30520,000
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*直近買い増し状況
(単位:株/円)
年月日取得数量終値出来高
26/07/31182,90012,620842,200
26/07/291,3008,830355,900
26/07/1710,00010,100205,200
26/06/1060010,150126,100
194,800
....
*信用取引 194,800株
【取得資金の内訳】(千円)
区分金額
自己資金額2,398,211
借入金額2,327,860
4,726,071
..
*
*7/31週の買い残高急増は片山昇によるもの


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  大型設備投資  
26/07/29
・ここ最近増産投資を重ねてきたが多くて直近25億円台。今回強い需要に支えられて大きく前のめり。100億大型設備投資。鼻息を感じる。 

*資金調達26/08/05
・借入?増資?
野村?
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同社は公募増資を避け、私募債と銀行借入を組み合わ有力。調達ネガティブサプライズになる可能性は低い。 
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第一工業製薬(4461)低誘電樹脂材料設備投資100億円 資金調達シナリオ
同社は公募増資を避け、私募債と銀行借入を組み合わせる調達スタイルが定着している。自己資本比率45%台・D/Eレシオ0.5倍前後という現状は借り増し余地が残る水準であり、100億円程度の調達はB/Sへの負担として過大ではない。投資家視点では「EPS希薄化なし・利息コスト増は軽微・FCF拡大フェーズ入り」という構図が想定され、調達方法自体がネガティブサプライズになる可能性は低い。 
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  業績絶好調  
26/07/30
・第一工業製薬<4461.T>がカイ気配スタート。同社は29日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の最終利益予想を従来の見通しから10億円増額して77億円(前期比24.8%増)に引き上げており、これを好感した買いが入ったようだ。今期の売上高予想は130億円増額して970億円(同17.0%増)に修正した。ハイエンドサーバー向け低誘電樹脂材料や、リチウムイオン電池向け負極用水系複合接着剤といった高付加価値品が大きく伸びる。価格改定効果もあって中間期の業績予想を見直し、通期予想に反映した。4~6月期の売上高は275億100万円(前年同期比44.4%増)、最終利益は31億1600万円(同3.2倍)となった。なお、同社は低誘電樹脂材料の供給体制強化に向け、国内外の生産拠点で設備投資を実施すると公表。投資額は約100億円で、27年度以降の稼働を予定する。
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第一工業製薬(4461)27/3期1Q・通期上方修正 下期減速の構造と100億設備投資の意味 ◗26/07/30

▍① 1Q決算概要・通期修正の全容

27/3期1Qは売上275億(前年比+44%)、営業利益51.2億(同+197%)、経常利益52.3億(同+210%)と、いずれも四半期過去最高。牽引役は①低誘電樹脂材料(電子・情報セグメント、AI/ハイエンドサーバー向け)と②負極用水系複合接着剤「エレクセルCR」(環境・エネルギー)の2本柱。加えて、中東情勢を背景とした一部製品の一時的な需要増と価格改定浸透も売上を押し上げた。

これを受け、27/3期の上期・通期業績予想を上方修正。通期は売上970億(期初予想比+4.3%)、営業利益125億(同+23.8%)を見込む。3期連続最高益更新の公算。

(億円/円)

売上営業益経常益純益配当備考
27/03予970125126777/29上方修正。3期連続最高益更新へ
26/03実82910110462160経常+81%。電子・情報+電池材が両輪
25/03実733575726100低誘電樹脂・電池材の立ち上がり期
24/03実63121211240コア事業回復局面。利益水準は低位
.......

▍② 下期減速の構造分析 —なぜ1Q爆発なのに下期は弱いのか—

ご指摘通り、蓋然性から見れば「稼ぎ頭の増産寄与で下期加速」が自然な期待だが、会社予想は逆に下期減速を示唆する。以下に理由を整理する。

【営業利益の上期・下期分解】(百万円)

セグメント26/3期
上半期実
26/3期
下半期実
27/3期
1Q実績
27/3期
2Q予想
27/3期
下期予想
下期減速の要因
電子・情報2,7933,4082,6681,6003,3002Q急落(▲40%)。ディスプレイ国内低調+メモリ高騰で端末販売減
環境・エネルギー6542,4881,7346001,4002Q急落(▲65%)。太陽電池海外大幅落込み+工場稼働コスト増加
合計3,8676,2395,1172,3835,000下期50億予想。前年下期62億に対し▲19%。経費増が主因
.......

【下期減速の主要因 5点】

①中東需要の剥落:1Q短信に「中東情勢を背景とした一部製品の一時的な需要増」と明記。この一時的要因は2Q以降に消滅する公算が高く、上期に積み上げた売上の一角が剥げ落ちる構造。

②ディスプレイ用途の失速:電子・情報セグメントのディスプレイ用途は「国内は低調に推移」「メモリ高騰による端末販売台数減」「中東影響でパネルメーカーの在庫水準上昇」と三重苦。低誘電樹脂の好調で補いきれず、2Q電子・情報利益予想は1Q比約▲40%。

③太陽電池の海外急落:環境・エネルギーの太陽電池用途が「海外で大きく落ち込む」と明記。2Q環境・エネルギー利益予想は1Q比▲65%の600百万円にとどまる。

④工場稼働コストの先行増:1Q営業利益の増減分析で「工場稼働率上昇による経費増加▲284百万」「販売活動費及び研究開発費など経費増加▲517百万」が既に重石として計上。27/3期の設備投資90億・研究開発費51億(いずれも過去最高水準)の先行コストが下期以降も継続的に利益圧迫。

⑤保守的な会社予想の習性:26/3期も期初予想から実績が大幅上振れした経緯あり(経常利益:期初60億→実績104億)。下期計画は意図的に保守的に設定している可能性が高く、実際は上振れ余地を残している。

▍③ 設備投資100億の意味と戦略的文脈

低誘電樹脂に約100億(27年度以降稼働):今回の目玉発表。ハイエンドサーバー・AIインフラ向け低誘電樹脂材料の需要急拡大に対応し、国内外の生産拠点を増強する。投資対象は国内外の生産拠点を想定し、投資額は約100億円、2027年度以降の稼働を予定。

これは従来の単年度設備投資(26/3期51億)の2倍近い集中投資であり、SMART2030中計の注力領域に経営資源を集中する意思表示。ただし稼働は27年度以降のため、今期(27/3期)の業績寄与はゼロ。むしろ建設期間中の工場稼働コスト・減価償却前倒しが利益圧迫要因となり、これが下期減速の「コスト面の底流」をなす。

負極材(四日市工場)に約30億(27年度稼働):四日市工場霞地区で、負極用水系複合接着剤「エレクセルCRシリーズ」の製造設備を増強。25年5月の滋賀工場増強に続く第2弾で、投資額は約30億円、2027年度の稼働を予定。将来的にはさらなる市場拡大に対応する追加投資も計画している。中小型LiB市場の堅調な成長を見越した先行投資であり、SMART2030で「電池材料分野売上300億円のうち3分の1」を担う計画。

【設備投資額の推移】(百万円)

24/325/326/327/3予備考
2,7242,1475,1388,99127/3期は10年来最大水準。低誘電・負極材双方の増産体制構築
.....

▍④ 今後の注目点

2Q(10月発表)の上方修正有無:26/3期実績では3Q・本決算と2度上方修正。今期も低誘電樹脂の需要が崩れなければ2Q時点での再修正が視野。
低誘電樹脂の受注見通し:AI/ハイエンドサーバー向け需要の持続性がカギ。競合(住友ベークライト、三菱ガス化学等)の動向も監視。
100億投資稼働後のROI:27年度以降に稼働した場合、28/3期に増産が売上貢献する構図。設備投資負担(減価償却+34億→27/3期)が一巡する時期と増産効果の計算が重要。
コア・マテリアル(難燃剤)の回復:中国景気停滞・中東の低価格攻勢で業況が厳しい。市況価格の反転が下期業績下支えになる可能性。
配当方針:26/3期は年160円(前期100円)と大幅増配。27/3期は現時点未発表。増益継続ならDOEベースでの増配余地あり。

▍⑤ 主なリスク

中東情勢の長期化・悪化:1Q業績を押し上げた一時的需要が早期に剥落し、2Q以降に急反動が出るリスク
AI投資サイクルの失速:ハイエンドサーバー需要が頭打ちとなれば、低誘電樹脂の成長ストーリーが崩壊
太陽電池海外需要の不透明感:中東・欧州の太陽電池パネル在庫水準が下期の環境・エネルギーの重石
設備投資コストの超過リスク:国内外90億規模の並行投資で施工遅延・コスト超過が生じると28/3期以降の収益を圧迫
中国メーカーの低価格攻勢:難燃剤(コア・マテリアル)で既に顕在化。電池材料分野への波及も警戒
原材料・エネルギー価格上昇:地政学リスクに伴うコスト増加の価格転嫁が十分でない場合の採算悪化

▍⑥ 所見・備考

1Q業績は「蓋然性を超えた」レベルの超過達成(1Q進捗率:営業利益41%)だったが、通期修正値は保守的に設定された印象が強い。下期減速の主因は①中東需要一時剥落②ディスプレイ在庫調整③先行経費増の3つであり、稼ぎ頭の低誘電樹脂・電池材料の増産が本格寄与するのは設備稼働後の28/3期以降となる。言い換えれば、「今期は稼いで種を蒔き、来期以降に刈り取る」という典型的な成長投資フェーズ。100億の設備投資は「現在の好業績に甘えず次のキャパを先取りする」経営判断として評価できるが、需要の継続性と中国競合の動向が不確実性の核心。26/3期に経常利益が2度上方修正された実績を踏まえれば、今期も下期に再修正される公算はある。2Q短信(10月発表予定)でのセグメント別2Q実績が最大の確認ポイント。

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・保証対象は、データセンター建設・リースに必要な資金調達。
・GPU代金は含まれない。
・GPUについては別枠で約3,500億ドル規模の資金調達支援も協議されている。
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何に対する保証か
・保証対象は、データセンター建設・リースに必要な資金調達。
・GPU代金は含まれない。
・GPUについては別枠で約3,500億ドル規模の資金調達支援も協議されている。
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