兜牛レポート: ｱﾍﾞﾉﾐｸｽ初期とよく似て

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.【2012年11月30日の記憶】

本日（11/30）N225は11/26の高値（9,487円）をわずかですが更新しました（9，493円）。N225は上っていますが騰落で見れば値下がり数が多いです。
騰落ﾚｼｵ10はﾋﾟｰｸを打って下げが明確です。N225は間もなく下げに入るのでしょう。日経ﾚﾊﾞはもちろんですが、日経ｲﾝﾊﾞもﾎﾟｼﾞｼｮﾝ無しです（上へのﾌﾞﾚｰｸｱｳﾄの可能性も秘めているためこのﾀｲﾐﾝｸﾞでのｲﾝﾊﾞ買いは怖い）。
【備忘録】2012-12-19
【まるで最近と同じような動きだった】
米国では当時は財政の崖不安、今日ではﾄﾗﾝﾌﾟﾘｽｸ。
『米「財政の崖」回避に向けた議論の進展が追い風となった。あすの日銀金融政策決定会合の結果が注目されるが、市場ではいったん出尽くしになるとの見方も出ている。　
前日に続いて銀行株の上昇が地合い全体の押し上げにつながった。金利上昇に対する警戒感よりも長短金利差拡大に伴う利ザヤ改善への期待感が強まり、売買代金トップの三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループが３月１９日の年初来高値４４８円に接近。三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループはともに年初来高値を更新した。「メガバンクの大幅上昇により個人投資家の投資余力が回復しており、他の主力株にも買いが波及している」という。野村ホールディングスなども年初来高値を更新した。　
また円相場の下落による業績改善期待などから新高値となったトヨタ自動車やホンダ、キヤノンなど主力輸出株も堅調。新政権による公共投資強化を見込み、建設株への買いも続いた。米「財政の崖」問題回避への合意期待の高まりから１８日の米国株が続伸したことも追い風となり、リスクオンムードを強めたという。ＴＯＰＩＸコア３０は前日比３％超の上昇となった。
』