食品や繊維、衣料、部品、機械などが放射能
懸念から輸入国側で通関遅れが拡大している。
実際に汚染が無くてもイメージ的に避けたいの
は人情。これはボデーブローのように効いてくる。
くわえて、サプライチェーンの破壊が事の他深刻だ。
円安でも輸出ドライブはかからない。
円安で、金融緩和を強引に進めていくと資本逃避と
インフレが勢いを増し、貿易赤字にでもなれば財政
危機の日本国債は高い金利をつけなければ誰も買
ってくれなくなる。見方を変えれば国債が暴落する。
そうなると、国民の預貯金を預かって国債で運用して
いる金融機関は大打撃を受ける。年金資金も同様。
安定高利回りの東電株の崩落、年金の崩壊、国債の
値下がり資産目減り。日本の代表的企業はしばらく
買えない。
少しだけ視点をずらすと、ネット株は基本的に無形の
サービスであり放射能とは無関係。Facebookやtwiter
の躍進でディジタルガレージの波動が気になる。
SBの動きも目が離せない。サイバーエージェントなどは
高所恐怖になるくらい株価堅調。