安川電機が失速、上期増額修正も、受注減速で |
連結営業利益は第1四半期が63億円(前年同期比2.9倍)と市場予想(推定40億-50億円)を大きく上回り、上期(3月21日-9月20日)計画も85億円から125億円(同2倍)に増額した。ただ、業績をけん引している太陽電池用パワーコンディショナーの需要が足元で失速しているため、買い一巡後はいったん利益を確定する動きが強まっている。
同社の単月受注高は、6月度が前年同月比1%増と、4月の同21%増、5月の同18%増と比べて低い伸びにとどまっている。このため、市場では第1四半期の収益よりも、むしろ受注動向が焦点となっていた。会社側はパワコンの減速について、「太陽光発電システムの設置業者不足による工期延長に伴い、パワコンの発注も一時的に手控えられている」(IR担当者)と分析している。
また、中国リスクを踏まえ通期計画(営業利益240億円、前期比83.6%増)が据え置かれたことも、慎重な投資スタンスにつながっているようだ。目先は、8月上旬に明らかになる7月の受注高が重要となる
■6506安川電機 | 1週間前には竹内製作所が増額修正でもなんやかや理由付けて売られた。 ■6432 竹内製作所
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