◗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗
*⁂ |
▍① 1Q実績・投資判断 FY27/3 1Q(4-6月)は売上高106.2億円(YoY +32.7%)・営業利益2.75億円(前年同期▲5.14億円→黒転)・純利益3.28億円。FPD装置のCF露光装置前倒し計上が利益面の押し上げ要因。通期予想(売上600億・営業利益55億・純益30億・EPS317円)は5月から据え置き。受注高138億・受注残502億はいずれも過去最高圏。本日引け値5,460円(決算発表前)に対しPTSで上昇。週明け売買判断のため以下に論点を整理。 ▍② 核心論点:EPS317円は達成できるか ● 下期偏重の構造と利益率ギャップ 1Q営業利益率は2.6%。通期計画9.1%との乖離は約6.5pt。この差を埋めるのが「アドバンストパッケージ向けDI露光装置(LAMBDI)の量産機売上の下期集中計上」である。会社は1Qを「計画線での進捗」と評価しており、この構造を織り込んだ上での据え置きガイダンス。市場が「下期で帳尻が合う」と判断するかどうかが、週明け株価の分岐点になる。 ● 2Q以降の追加量産機受注計画——最重要論点 会社説明資料には、「パッケージサブストレート既存顧客向け追加受注、新規顧客からの量産機受注を2Q以降に計画」と明記されている。これは単なる売上の下期偏重ではなく、追加受注→受注残のさらなる積み上げ→FY28/3以降の来期利益まで市場が先読みし始める可能性を示す。1Qで大手パッケージ基板メーカーへの量産機が「設置予定」段階にあり、その実績が新規顧客獲得の呼び水となるかが、今後の最大のカタリスト。 ● 受注残502億の中身——数字の量より質
受注残の重要な点は502億という総量ではなく、その構成。半導体FMKは収益率が高い。| セグメント | FY26/3末 | FY27/3 1Q末 | 増減 |
|---|
| 半導体・FMK | 227.8億 | 244.7億 | +16.9億 | | FPD装置 | 242.3億 | 257.6億 | +15.3億 | | 合計 | 470.1億 | 502.3億 | +32.2億. |
半導体・FMK比率:48.5%→48.7%と継続上昇中。アドバンストパッケージは25年度4Q量産機受注分が高水準で積み上がり。2Q以降の追加受注が確認されれば受注残の構成シフトがさらに加速する。
26/08/09 Vテク セグメント別受注残高の内訳(半導体・フォトマスク vs FPD)| 期末 | 全社 受注残 | 半導体・ フォトマスク | FPD装置 | 半導体比率 | | FY27/3 1Q | 502.3 | 244.7 | 257.6 | 48.7% | | FY26/3 4Q | 470.1 | 227.8 | 242.3 | 48.5% | | FY26/3 3Q | 352.5 | 157.2 | 195.3 | 44.6% | | FY26/3 2Q | 412.7 | 170.6 | 242.2 | 41.3% | | FY26/3 1Q | 449.3 | 180.9 | 268.4 | 40.3%. |
単位:億円。会社決算説明資料掲載のセグメント別受注残高より算出。半導体・フォトマスク受注残の全社比率は40.3%→48.7%へ5四半期連続で上昇。
26/08/09 Vテク 受注高・受注残・売上高の四半期推移(全社)| 期 | 受注高 | 期首 受注残 | 売上高 | 期末 受注残 | 受注残 増減 | | FY27/3 1Q | 138.4 | 470.1 | 106.2 | 502.3 | +32.2 | | FY26/3 4Q | 327.0 | 352.5 | 209.4 | 470.1 | +117.6 | | FY26/3 3Q | 62.9 | 412.7 | 123.1 | 352.5 | -60.2 | | FY26/3 2Q | 80.9 | 449.3 | 117.5 | 412.7 | -36.6 | | FY26/3 1Q | 92.6 | 436.6 | 80.0 | 449.3. | +12.7. |
単位:億円。会社決算説明資料(2026/8/7)掲載値を億円換算。期首受注残+当期受注高-当期売上高≒期末受注残。
*FY26/3 4Q → FY27/3 1Qで、受注残が470億→502億円へ32億円増。 1Qだけで 受注138億 > 売上106億 なので、受注を消化しながらバックログが積み上り。 FY26/3 4Qは受注高327億円という数字。これが現在の受注残502億円の大きな土台になっています* ● 通期EPS317円の達成シナリオ 1Q EPS34.79円は通期317.24円の進捗率11%。下期偏重のため進捗率の低さ自体は問題ではない。カギは①LAMBDI量産機の26年度内設置・売上計上(下期に集中)、②半導体・FMKセグメントの販管費比率正常化(1Qは31%→通期では改善想定)、③CF露光の前倒し計上後のFPD装置2Q以降の反動を営業益55億計画が吸収できるか、の3点。これらが「計画通り」であれば317円達成は視野に入る。 ▍③ 業績推移・今期来期見通し 単位(億円/円) | 期 | 売上 | 営業益 | 経常益 | 純益 | 配当 | 備考 |
|---|
| 27/03予 | 600.0 | 55.0 | 47.0 | 30.0 | 80 | 5月から変更なし。EPS317円。ROE目標8%。LAMBDI下期集中 | | 27/03 1Q実 | 106.2 | 2.75 | 3.66 | 3.28 | — | 営業利益率2.6%。通期9.1%とのギャップは下期LAMBDI計上で解消想定。受注残502億 | | 26/03実 | 529.9 | 37.7 | 34.7 | 23.0 | 80 | ROE6.6%。営業CF57.5億。FCF40.5億 | | 25/03実 | 461.8 | 18.2 | 18.9 | 8.0 | 80 | ROE2.4%。計画未達。配当性向95.2% | | 24/03実 | 373.4 | 8.5 | 11.1 | 7.8 | 60 | ROE2.3%。FPD低迷局面の底. |
▍④ AIメカテック(6227)比較と市場内の資金配分 市場は現在、VテクとAIメカテックを同じ「AI後工程・先端パッケージ」テーマとして並列視している。両社の性格の違いを以下に整理する。 26/08/09 Vテク・AIメカ比較| 項目 | Vテク | AIメカ |
|---|
| 主力装置 | LAMBDI(DI露光)・ LIBRA(テスター) | ウエハハンドリング・ はんだボールマウンタ | | 受注スタイル | 継続受注型・中長期累積 | 大型一括受注型 (180億・78億等) | | 直近インパクト | 受注残502億(累積) | 海外2社から180億 大口受注発表→ストップ高 | | 株価インパクト | 決算日▲7%→PTS反発 | 受注発表翌日ストップ高。 株価7,050円(7/10) | | 市場の好む形 | 2Q以降の追加量産機 受注発表がカタリスト | 大口受注の 「サプライズ開示」型. |
| 項目 | Vテク | AIメカ | | 決算 | 1Q黒字転換 | 大幅増益・来期最高益 | | 受注 | 受注高138億円 | 大型180億円 | | 株価反応 | PTS上昇 | 大幅安 | | 信用需給 | 買い長・約25倍 | 注意喚起あり | | 株価への需給圧力 | 買い残の重さに注意 | 規制含め非常に強い | | 最大の業績材料 | LAMBDI+受注残 | 大型受注 | | 最大の確認事項 | 下期利益実現+信用残 | 需給整理. |
▶ AIメカテックは「大型受注一発開示→ストップ高」という市場反応を得やすい構造。Vテクは受注累積型のため、同規模の期待値が累積受注残502億に内包されているが、単発の株価インパクトは出にくい。週明けに「AIテーマ資金がAIメカテックに集中するか、Vテクにも分散するか」を出来高と業種内の相対強度で確認することが重要。 |
|
|
|
🟪田田田田田田田田田田田田田田田田田田田田田
ppp