これいくらなんでもやばいっしょ
*NASDAQ 1980年~*日本国債10年利回り
6ヶ月
日本国債10年利回り5年
すべてのバブルは悪い終わり方をする。みんなが想像するよりはるかに下げる。多くの人が傷を負う。起こることは単純な金融史の一コマ。多くの新たな投資家が(特にパンデミック後に)証券投資を始めている。新たな投資家の参入がバブルの典型的な兆候である。彼らは簡単に見える、簡単に聞こえると考える。そして、数日、数週、数か月は簡単なんだ。そして終わりに近づいている伝統的・歴史的な兆候。深刻なバブルの入り口にいる。既視感、ディジャブ。投資家にとっての典型的な落とし穴の1つは経験不足。バブルとその後の暴落を経験していないことが経験の浅い投資家の行動を左右。良い面を言えば、リスクを取るべき時に思い切りよく取ることができる。(これはベテランの欠点の裏返しだ。)悪い面を言えば、サイクルのつらい局面を知らないから無鉄砲になる。近時、サイクルの周期が長期化する傾向が見られ、多くの投資家がこの落とし穴にはまりやすい状況になっている。強気相場で投資をしてうまくいけは、それで自分の腕を過信する。深めの調整を無難に乗り越えれば、それで弱気相場もうまく乗り切れると思い込む。そうした思い込みが人々を熱狂に誘い込む。実は同じことはベテランにもあてはまる。人の記憶は10年、20年経つうちに薄れてしまう。どのテレビ・インターネットでもやっている。みんなその話をしている。レストラン、歯医者、・・・これらのことは前にも起こってきたことで、今また起こっている。多くの人が頭で理解していても、バブルは人を引き込む。経験のない人たちだけではない。日本株に張っている背景にはバブルが広がることに賭ける面もある。バブルの上昇期を何もせず見送るのはとても難しい。
PPP