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業績好調の円安メリット・エクセレントカンパニーだが
3か月日足
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増額修正で売られる
・キヤノン<7751.T>が7営業日ぶりに急反落し、225採用銘柄のなかで値下がり率トップ。一時220円安の3620円を付ける場面があった。24日引け後に13年12月期第1四半期(13年1-3月)連結決算とともに通期業績予想の上方修正を発表したが、市場コンセンサスに届かず、売りが先行した。 通期業績見通しは、売上高が前回予想の3兆8100億円から3兆9800億円(前期比14.4%増)、営業利益が同4100億円から4500億円(同39.0%増)に引き上げられた。第2四半期(13年4-6月)以降の想定為替レートを1ドル=95円(期初想定85円)、1ユーロ=125円(同115円)と円安方向に見直したが、ゴールドマン・サックス証券では修正の割に営業利益のコンセンサス4700億円に届かなかったと指摘。実態は非常に厳しいとし、当面は低調な株価を予想している。
同時に発表された第1四半期決算は、売上高8166億5300万円(前年同期比1.5%減)、営業利益547億7300万円(同33.8%減)だった。 |
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