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| 証券株が上昇基調を継続している。昨秋からの日本株の回復に伴う手数料収入増などで業績が好調であり、円安一服に伴い輸出関連株がさえない一方で、個人投資家などの買いが入っている。 30日の東京株式市場では、野村ホールディングス<8604.T>が商いを膨らませて反発。12日に付けた年初来高値795円を後場に更新した。26日に発表した2013年1─3月期連結当期利益(米国会計基準)が前年同期比3.7倍の824億円と大幅増益になったことを好感。日経平均株価<.N225>は1─3月に約16%上昇し、野村のリテール(営業部門)では、売上にあたる収益合計(金融費用控除後)が前年同期比50%増の1387億円と、01年4─6月期に四半期開示が始まって以来の高水準となった。
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| 他の証券株にも連想買いが入り、岩井コスモホールディングス<8707.T>や大和証券グループ本社<8601.T>、東海東京フィナンシャル・ホールディングス<8616.T>が相次いで年初来高値を更新。ネット証券の一角には利食い売りも出たが、業績期待を背景にセクター全般は堅調だ。
東証1部売買代金はやや縮小しているが、3兆円前半から2兆円後半を維持している。円安一服で、ハイテクや自動車など輸出株が利益確定売りで軟調となるなか、市場では「日本の株式マーケットが活況なだけに好業績が続くとみられ、証券株も相場と連動する形で堅調さが続きそうだ」(国内証券)との声が出ている。
・今日は証券とバイオが活況。N225は小幅のプラスマイナス繰り返し.TopiXは小幅高。不動産はお休み。ノンバンクが少し動意。 証券株活況のニュースには場末の高木証券なんかは取り上げられない。そういう株が一番効率が良い。バイオでいえば、医学生物学。あのどうしようもないアシタバのタカラバイオですら今日は急伸。 |
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