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今逃げるわけにはいかないし。

日銀は、4月は5回に分けて総額6兆2000億円の国債を買い入れる。この買いオペで、5日に続きサーキットブレーカーが発動。
日銀に売却して得た資金6兆円はどこに流れる?5月も、6月も。新たな国債の出し手は政府の新発債のみ。その対応のための待機資金では資金効率が良くない。行き場の無い資金は受け皿になりうる大型株と不動産に流れていかざるを得ない。小型株なんぞはきりきり舞いで舞い上がざるを得ない。業績関係なしに100円以下の株はなくなる。円の下落を見越した資金は日本で安く借り入れた円をドルに変えて、ドル預金を決め込む。ヘッジファンドがここぞとばかりに打って出る。どんどん株を買い、ヘッジとして円を売る、買った株の倍くらいの金額で円を売る。円は安くなり、株は円安を好感しますます高くなる。今のところ、ヘッジファンドは二重で儲けているはず。今日円は1㌦=98.50になった。第一幕は既に開いている。夜間のCMEでは、なおも、N225が上がっている。
どこかで反動を迎えるわけで、必ず不快な局面がある。かと言って、今逃げるわけにはいかないし。