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大幅続伸
不動産、ノンバンク、銀行
5日午前10時ごろの日経平均株価は、前日比390円程度高い1万3000円台前半で推移している。日銀が前日発表した「質的・量的金融緩和」を好感する流れが続き、対ドル、対ユーロでの円安進行とともに、買い優勢の展開に一時1万3225円62銭(前日比591円08銭高)を付ける場面があった。その後は、急ピッチな上昇で利益確定売りに傾き、伸び悩み商状となっている。東証業種別株価指数では、33業種すべてが上昇し、不動産、その他金融、銀行、証券商品先物、機械などが値上がり率上位。個別では、三菱地所<8802.T>、三井不<8801.T>、クレセゾン<8253.T>、三住トラスト<8309.T>などが一時ストップ高となり、14年2月期連結は2期連続の営業最高利益見通しに2円増配予定の7&iHD<3382.T>も一時ストップ高。 
  
午前10時ごろの値上がり率上位銘柄(東証1部) 
・大幸薬品<4574.T> 
・イオンモール<8905.T> 
・NTT都市<8933.T> 
・ダイビル<8806.OS> (主力大証) 
・武蔵野銀<8336.T> 
  
午前10時ごろの値下がり率上位銘柄(東証1部) 
・ポイント<2685.T> 
・第一生命<8750.T> 
・T&DHD<8795.T> 
・ソニーFH<8729.T> 
・JPHD<2749.T> 





 <10:19> ドル96.70円付近、短期筋の利食いで上げ一服
ドル/円は96.70円付近。一時97.06円と2009年8月以来の高値を付けたが、短期筋の利食い売りなどで上げ一服となっている。 黒田東彦日銀総裁は5日午前の衆議院議運委員会で、現時点で株・債券はバブルではなく、直ちにバブルが生じるとはみていないとの認識を示した。


ドル高

金安

円安

2013/4/5 
NY金、3日続落 6月物は1552.4ドルで終了 10カ月ぶり安値
【NQNニューヨーク】4日のニューヨーク金先物相場は小幅に3日続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前日比1.1ドル安の1トロイオンス1552.4ドルで終えた。早朝の時間外取引で一時1539.4ドルと、中心限月として2012年5月30日以来約10カ月ぶりの安値を付けた。外国為替市場でドルが主要通貨に対して上昇した場面で、ドルの代替資産とされる金に売りが出た。
 日銀が金融政策決定会合で決めた新たな量的金融緩和策が「予想以上に大胆な内容」と受け止められた。一方、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁はこの日の記者会見で、緩和的な金融政策を必要な期間維持する姿勢を示した。円やユーロに対するドルの先高観が一時強まった。
 世界的に株式相場の上昇基調が続くとの見方も、金市場からの資金流出を促している。金利のつかない資産である金の買い持ち高を手じまい、高い運用益が望める株式に資金を移す動きが続いている。
銀は7日続落。プラチナは3日続落した











4月4日(木)
住友金属鉱山が年初来安値を更新、金・銅市況の続落基調が止まず
  住友鉱 <5713> が大幅反落。一時前日比72円安の1197円まで下げ幅を拡大し1月8日の年初来安値1210円を更新した。1200円割れは昨年大納会以来のこと。3日のNY株式・商品先物市場では、市場予想を下回る米経済指標が嫌気されNYダウが110ドル以上の大幅下落となり、原油先物や金先物も急落。銅先物市況も下落基調が止まないことから、金・銅鉱山権益を内外で持つ同社の先行き業績を懸念した売りが広がっている。
  NY金先物(6月限)は前日比22.4ドル安の1553.5ドルと昨年6月以来の安値水準で終了、1月22日高値1693.2ドルからは139.7ドル(8.2%)の下げとなった。銅先物も2月1日の直近高値378.45から3日には333.30まで下げてきた。 同社株だけなくDOWA <5714> 、三井金 <5706> も続落、三菱マ <5711> は急反落し年初来安値を更新し、非鉄金属は業種別株価指数で1%以上下げ、値下がり率上位と冴えない。